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  • 東京学芸大学大学史資料室

文集『さゝぶね』と生徒手帳     2022年8月

 現在、大学史資料室では、常設展示「東京学芸大学のあゆみ 附属小金井中学校の学びと生活」を開催中です。「今月の學藝アルバム」では、常設展示の展示物について紹介していきます。

東京第二師範学校男子部附属中学校1・2年C組 文芸部『さゝぶね』第1号(1949年)

 東京学芸大学附属小金井中学校は、1947年の創立当時、東京第二師範学校男子部附属中学校という名称であり、一学年3学級編成の中学校としてスタートした。3学級のうちA・B組の2学級は小金井に、C組の1学級は池袋にある附属小学校の校舎内に置かれた。C組(池袋教室)は、1957年3月31日に小金井に統合された。この間、文集『さゝぶね』は定期的に発行されていた。

左:東京第二師範学校男子部附属中学校、1949年、右:東京学芸大学附属小金井中学校、1958年

 上記左は、東京第二師範学校男子部附属中学校で1949年度に使用されていた生徒手帳。日本の生徒手帳は、一般にポケット手帳ほどのサイズで、教育理念や校則・校歌などが記載され、在学証明を兼ねる欄が設けられている場合が多い。この生徒手帳は、右の1958年度のものと比較すればわかるように、携帯が義務付けられているわりにサイズが大きい(縦17.5㎝×横12㎝)。校則・校歌なども記載されておらず、学校と家庭との連絡、身長・体重などのデータ管理等の機能が重視されている。


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『校友』(第6号1929年、第18号1934年).jpg

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