現在、東京学芸大学大学史資料室では、常設展示「東京学芸大学のあゆみ 草創期小金井地区の附属小・中学校」を開催中です。
今回の常設展示は、1940年代後半から60年代にかけての附属小金井小学校・附属小金井中学校に焦点を当てて、両校のあゆみや児童・生徒たちの活動や生活、教育研究活動について、当時の写真や資料から紐解いています。
東京学芸大学附属小金井小学校が開校したのは1959年4月ですが、その前史は非常複雑で興味深いものです。そのルーツは東京府豊島師範学校附属小学校であり、後に東京学芸大学附属豊島小学校となります。また、1945年には東京第二師範学校(元・東京府豊島師範学校)女子部附属国民学校が開校し、後に東京学芸大学附属追分小学校となります。1950年代に小金井地区への分校・附属学校の整理統合が進められる中で、附属小金井小学校が誕生し、附属追分小学校、附属豊島小学校は小金井小学校に統合されることとなりました。
常設展示では、東京府豊島師範学校附属小学校、東京学芸大学附属豊島小学校、追分小学校、小金井小学校それぞれの『学報』を展示しています。
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