現在、大学史資料室では、常設展示「東京学芸大学のあゆみ 附属小金井中学校の学びと生活」を開催中です。「今月の學藝アルバム」では、常設展示の展示物について紹介していきます。
出典:『研究授業指導案 昭和23~28年度』森秀夫綴
附属学校で教育実習を体験した学生さんの中には、何度も指導教員に修正を指示された苦い経験を持つ人も多いのではないだろうか。この指導案は、附属小金井中学校『研究授業指導案 昭和23~28年度』(森秀夫綴)から抜粋したもので、数学:単元「遠足」の指導案である。70年前の先輩たちの工夫と苦労がしのばれるが、数学の授業で「遠足」を取り上げるのは実にユニーク。総合学習的な要素もあり、どんな授業が行われたのか、興味深い。
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