師範学校の修学旅行
修学旅行は1888(明治21)年に文部省が修学旅行を「定期の仕業中」に位置づけると次第に拡がっていき、さらに1899(明治32)年に汽車運賃割引制度ができると広く尋常小学校まで拡がったということです。当初は関西地方を中心に国内の旅行でしたが、昭和期に入ると、朝鮮や満州にも修学旅行で出かけるようになっています。帰校後には生徒たちが絵や文章による旅行記を作成しました。
こちらの展示は、東京府女子師範学校の1937年の修学旅行記『春の旅』をもとに、地図上に修学旅行の移動経路を示しています。これは、2023年度の博物館実務実習生が企画・作成しました。
※2023年12月より、東京学芸大学大学史資料室の開室日時が変更になりました。
木曜を除く平日(月~水、金)10:00~12:00、13:00~16:00が開室時間となります。
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
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